top of page
深沢の家
築20年弱のマンション住戸内のリノベーション。
暮らすのは幼い子どもたち二人と夫婦の四人家族。
ひとつながりの空間で、お互いの様子が感じながら、それぞれの居場所で思い思いの活動や寛ぎを得られるよう配慮しました。
閉塞感のあったキッチンは対面式のキッチンに変え、リビングと一体空間に。リビングと和室を隔てていた間仕切り壁も取り払いました。自然光はより室内の奥まで届き、風はよりスムーズに通り抜けるようになりました。
リビング全体を見渡せるキッチンからは、洗面室やトイレへの移動が最短となるよう生活導線をつくり直すなど、家事や育児をしやすい工夫も随所に施しました。
#設計・設計監理
Data
竣工(改修) 2015年2月
所在地 東京都世田谷区
用途 専用住宅
改修面積 73㎡(22坪)
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造 リノベーション
施工 株式会社 ヤマトヤ
リビングからキッチンを見る
キッチンでの作業や気配を程よくシャットアウトできる高さまで壁を立ち上げることで、 ダイニング側の落ち着きと居心地の良さを確保した。 それでいて、調理をする側と食事をする側が一体感を感じながら顔を合わせ、 会話を楽しむことができる。
リビングから小上がりをのぞむ
移動の負担にならない程度の高低差の小上がりを設け、腰かけたり、布団を敷いたり、 昔ながらの床座の暮らしを取り入れている。
小上がりからリビングをのぞむ
小上がりとリビングは一体の空間として自由に行き来ができ、 家族が思い思いに過ごせる。
bottom of page